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タグ・ホイヤー(TAG HEUYER)

スポーツウォッチの人気ブランド

設立年度:1860年

創業者:エドワード・ホイヤー



タグ・ホイヤーは1860年にスイス・ジュラ地方に生まれ、69年にリューズ巻き上げ、82年にはクロノグラフに関する特許を取得するなど、当初から技術力には定評のあるブランドでした。
そして、1916年には有名な1/100秒の精度まで計測できるストップウォッチを制作。マイクログラフと名づけられ、デジタルストップウォッチが発明されるまで60年もの間、様々な分野で活躍します。

タグ・ホイヤーはスポーツ、特にモータースポーツの発展と共に歩んできたブランドであり、クロノグラフの分野では超一流の技術力を誇り、1964年にはカレラ、66年には1/1000秒計測可能な世界初の小型電子計時装置マイクロタイマー、69年には世界初の自動巻クロノグラフを発明するなどの実績を残しています。

そうした歴史を持つタグ・ホイヤーですが、クォーツショックのあおりを受け、いち早くデジタル時計の生産を始めたことと、マーケティング技術にすぐれていたことで、打撃は最小限に食い止めたものの創業者一族の手からブランドは放れてしまいます。

その後、日本ではタグ・ホイヤーの名はアイルトン・セナが大活躍した90年代前半にF1ブームと共に知られるようになり、その後は再び一時的に知名度は落ちますが、2000年以降は再び好調にセールスも推移しています。

現在のタグ・ホイヤーは、2000年にCEOに就任したジャン-クリストフ・ババンが指揮を執り、スイス製のスポーツウォッチとしてはミドルクラスの価格帯ながら、ひじょうに魅力的な製品を作り続けています。
彼はタグ・ホイヤー4代目であったジャック・ホイヤー(名作「カレラ」の誕生に深く関わった人物)を名誉会長に迎え、ジャック自身もババン氏に大きな信頼を寄せており、経営権自体は創業家から離れたものの良好な関係を築いています。

現在のタグ・ホイヤーはその価格帯を考えるとひじょうに高性能で、またレーシングクロノグラフであっても、スーツに合わせて違和感の無いデザインのものが多く揃えられています。
CEOのババン氏も雑誌などのインタビューに応えて、「一部のプレミアムモデルを除いて、タグ・ホイヤーのボリュームラインは富豪や金利生活者のものではない」という意味の事を発言しており、日本でも実際に若いサラリーマンがボーナスなどで思い切れば、買える価格です。
そして、ビジネスの相棒として、或いはオフの日にちょっと街歩きをするときのお供として長く生活を共にしていける時計になっています。

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