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ウィルクハーン(Wilkhahn)

ドイツの家具メーカー。エルゴノミクスチェアの代名詞的な存在

設立年度:1907年

創業者:フリードリッヒ・ハーネ、クリスチャン・ウィルケニング



ウィルクハーンは、北ドイツのハノーバー近郊の小さなまち、アインバックハウゼンで、ふたりの若い木工職人のマイスター、フリードリッヒ・ハーネとクリスチャン・ウィルケニングが設立した椅子工房Wikening&Hahneが元になっているブランドです。
創業当初は猫脚のロマネスク様式の木製椅子をつくっており、ふたりの名前にちなんだWIHAという様式が残っている程、かれらの技術は優れていました。

そして、戦争の混乱で一時は製造が滞っていましたが、創業者のハーネの息子フリッツが戦後に復員し、47年からは経営者として会社を再出発。
52年のケルン家具フェアでドイツ工作協会(DeWe)のコレクションの家具部門の製造会社に選ばれ、モダンな家具とテーブルの生産を始めます。

そして、この事業を通して、ウィルクハーンは優れたデザイナー達との交流を深め、折からのミッドセンチュリーのデザインムーブメントの一潮流となっていきます。
しかし、ウィルクハーンの名を本当の意味で不朽のものとしたのは、1980年に発表された最初の現代的エルゴノミック・オフィスチェアのFS-Line。
これは背もたれと座面が連動して動くオートシンクロ機構を世界で初めて搭載し、あらゆる姿勢に対応して「正しく座れる」デザインを実現した商品で、数々のデザイン賞に輝いた名作です。

それ以降のウィルクハーンはドイツの近代工業デザインをリードする家具メーカーとして活躍しています。

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