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ユングハンス(JUNGHANS)

ドイツ最大の時計ブランド

設立年度:1861年

創業者:エルハルト・ユングハンス、クザヴァー・ユングハンス



ユングハンスは1861年にエルハルトとクザヴァーのユングハンス兄弟が設立したクロックメーカーが母体になっています。
現在では、ドイツで最大の時計ブランドであり、信管・爆薬製造部門も独立してユングハンスを名乗っていますが、ここでは時計メーカーとしてのユングハンスをご紹介します。

ユングハンス(JUNGHANS)は、ユンハンスと発音する方が実は原語に近いそうですが、輸入代理店ではユングハンスと称しています。

世界で最初のクォーツ式腕時計を70年に発表。85年には置き時計で90年には腕時計で電波時計を発表しており、これも世界で最初。
技術力に優れたブランドなのですが、日本ではユングハンスといえば、マックスビルコレクションとほぼ同一の意味で語られるほど、マックスビルコレクションが人気があります。

マックスビルは、バウハウス最後の巨匠として知られた人物。二つの世界大戦の間にドイツで生まれた造形大学であるバウハウスは、活動期間自体は短かったものの、戦後のミッドセンチュリーのデザインムーブメントを始め、20世紀のデザインに巨大な影響を与えたことで知られます。
そのバウハウスで学び、戦後はバウハウスの理念を受け継いだウルム造形大学の設立に関わるなど、マックスビルは大きな活動を成し遂げた人物です。
デザイナーとしても数々のポスター、絵画、彫刻、工業デザイン、建築、都市計画などを手がけています。

そのマックスビルはユングハンスの為にデザインしたのが、マックスビルコレクション。
最初は1956,67年に発表された壁掛け時計で、一見すると、円と直線だけで構成された単純なものなのですが、外周に向かって緩やかな湾曲を描いたダイアルや、針とインデックスの絶妙なバランスなど、時計デザインの一つの頂点とも言える完成度を誇ります。
その壁掛け時計の造形を腕時計に写したのが、62年から発売された腕時計のマックスビルコレクションで、こちらも「機能がデザインを決定する」というバウハウスの理念を見事に具象化した傑作です。

そのデザインを機械式ムーブメントを積んで復刻したのが、現在のマックスビルコレクションで、折から高まっていた60年代の機械式時計黄金時代への憧憬を反映して好調なセールスを記録。最近では限定品やクロノグラフモデルなどのヴァリエーションも発売されるなど、幅が広がっています。

なお、ユングハンスは2004年にグラスヒュッテ・オリジナルの元会長であるハインツ・W・ファイファー氏を社長に迎え、さらなる発展を狙っています。
ファイファー氏は、グラスヒュッテ・オリジナルを立ち上げる際には、何と工場に数年間も寝起きして24時間体制で陣頭指揮をとり続け、グラスヒュッテの時計産業がかつての栄光を取り戻す為の活躍をしたという「熱い」人物です。

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