オーデマ・ピゲ

設立年
1875年

創設者
ジュール=ルイ・オーデマ、エドワール＝オーギュスト・ピゲ

地域・国
スイス

オーデマ・ピゲ AUDEMARS PIGUET ロイヤルオーク 67650ST.OO.1261ST.01 新品時計レディース

概要
オーデマ・ピゲ（Audemars Piguet）は、スイスの時計・宝飾ブランドで、特に時計ではパテック・フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタンと並んで、三大雲上ブランドとも評されています。
本社はジュー渓谷のル・ブラッシュにあります。

創業は1875年で、ジュール=ルイ・オーデマとエドワール＝オーギュスト・ピゲによってムーブメント制作会社としてスタート。その後自社ブランドの完成品を製作するようになっていきます。
複雑時計が得意で、トゥールビヨン、ムーンフェイズなどを備えた高級機を多数そろえています。

現在のオーデマ・ピゲのラインナップというと、なんと言ってもロイヤルオークが中心を占めていて、ドレスウォッチラインのジュールオーデマやジュエリー・ウォッチ、ミレネリーなどが揃っています。
ロイヤルオークは、登場したのが1972年。1969年にはセイコーが世界初のクォーツ時計アストロンを発表していて、その後の70年代にはクォーツショックが吹き荒れて、スイスの時計産業は壊滅的な大打撃を受け、多くの有名ブランド、名門ブランドが活動を縮小、停止、事業を売却せざるを得ませんでしたが、オーデマ・ピゲはこのロイヤルオークの成功で息をつくことができ、現在でも創業家による経営が続いています。

ロイヤルオークは、天才デザイナーと言われたジェラルド・ジェンタがデザインした高給スポーツウォッチで、価格帯的にゴールド素材を使うのが当たり前だったこの分野で敢えてステンレスを採用して、特徴的な八角形のベゼルとケース、裏蓋が貫通して固定されて、ベゼルにネジ底がむき出しになった八本のネジがインパクトがあります。
現在では、このデザイン手法は実に数多くの模倣者を生んでいるので、目新しさを感じさせませんでしたが、発売当初は驚きを持って迎えられたといいます。
ロイヤルオークの名前はイギリスの清教徒革命の戦いで皇太子チャールズ（チャールズ2世）が身を隠して、追っ手をかわしたとされる木ロイヤルオークとこの木から名付けられた戦艦ロイヤルオークに由来すると言われています。

現在でも、ロイヤルオークは高給スポーツウォッチとしてセレブの間で評価が定まっていて、76年に同じジェラルド・ジェンタがデザインしたパテック・フィリップのノーチラスと並んで、この分野の双璧として愛され続けています。

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