設立年
1735年
創設者
カルロ・ジノリ
地域・国
イタリア
概要
リチャードジノリ(Richard Ginori)は1735年にカルロ・ジノリ侯爵によってフィレンツェ郊外のドッチァに創設した磁器窯から始まります。
磁器はヨーロッパで作ることができず、長い間中国や日本から輸入される美しい磁器に上流階級の人々は魅了されてきたのですが、1710年にマイセン窯が磁器の製造に成功して創業。それから遅れること25年でこのジノリ窯もスタートします。
カルロジノリ侯爵はトスカーナ大公国の要職にあって、鉱物学にも造詣が深かったこともあり、自ら原料の土を捜しだし、ペースト練りや発色の研究をして、イタリアで初めてのドッチァ窯を作り上げました。
さすがに大貴族が作った窯だけあって、最初は一点制作の記念碑的な作品を作っていましたが、二代目のロレンツォ・ジノリがあとを継いでからは次第に各国の王室、貴族のための食卓セットや置物、小物類の種類が増えていきます。ロレンツォは外国からいろいろな磁土を輸入して改良を重ね、「トスカーナの白い肌」と讃えられるような美しい白磁を生み出すことに成功しています。
この時代に現在まで受け継がれるイタリアンフルーツシリーズやアンティックローズシリーズなどが誕生しています。
その後、ドッチァ窯は19世紀末頃にミラノの企業家アウグスト・リチャードに譲渡され、、彼の持つリチャード陶磁器会社と合併して、1896年には現在のリチャードジノリが生まれます。
当時のヨーロッパで一斉を風靡していたアールヌーボーの影響を受け、さらに20世紀前半にはアールデコも取り入れ、アートディレクターのジオ・ポンティ(イタリア建築界の父と言われた芸術家)と陶工たちの共同作業によって、他に類を見ないシンプルで洗練された作品群が生まれ、リチャードジノリのイメージを飛躍的に高めていきます。
現在のリチャードジノリは、カジュアルでモダンなシリーズ「エコー」がを80年代から展開していますが、これも多くのシェイプ、パターンを生み出し、新しい世代のリチャードジノリらしさを表現しています。
またファッションデザイナーや建築家をデザイナーに起用して、時代の先端をいく様々な製品を世界中に発信しています。
特にアンティコホワイトやベッキオジノリホワイトなどは、絵付けを施していない純白のコレクションで、古い時代からのジノリの伝統を受け継いだものでありながら、現代的、都会的なセンスも感じさせます。
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