設立年
1756年
創設者
ヨハン・レオポルド・リーデル
地域・国
オーストリア
概要
リーデルは、ワイングラスの分野では世界的なトップブランドになります。
その初代はヨハン・クリストフ・リーデル。リーデル家は、1678年に現在のポーランドと国境を接するボヘミア北部の町に端を発します。この地域はボヘミアの中でもドイツ語を話す地域で、17世紀にはガラス製造が始まります。
初代のヨハン・クリストフ・リーデルは1723年に、彼が大金を持っていると勘違いされ殺害されます。この事件はボヘミア全域で語り継がれ、フリードリヒ・シラーが1895年に「イビュクスの鶴」という作品の中で取り上げているそうです(読んだこと無いけど)。
リーデル社のガラス製造の歴史は、ボヘミア地方北部の最初のガラス工房から始まりますが、これは1756年設立。ヨハン・クリストフの孫のヨハン・レオポルドが立ち上げます。
その後、バイエルン継承戦争でガラス工房が焼き討ちにあいますが、4代目のアントン・レオポルドが様々な製造法、販売方式を確立し、ナポレオン戦争の混乱も乗り越えていきます。
その後も代々、商才と芸術性に恵まれたリーデル一族が家業を受け継いでいきます。
リーデル ソムリエシリーズ
現在のリーデルの看板商品といえば、9代目クラウス・ヨゼフ・リーデルが考案したワイングラスコレクションのソムリエシリーズ。
1961年のカタログで初登場らしいのですが、それまでの見た目の美しさを重視したワイングラスに比べて、ソムリエシリーズは「形は機能」というコンセプトを元に研究され、世界中の醸造家の協力のもとにデザインされています。
1973年に発表された手吹きのステムウェア、ソムリエシリーズはその後のワイングラスの形を決定的に変えてしまったほどで、現在でもワイングラスといえばまずはリーデルの名前が出るようになりました。
リーデル (RIEDEL) ソムリエ バリューパック ブルゴーニュ・グラン・クリュ ペア 2440/16





リーデル (RIEDEL) ソムリエ バリューパック ブルゴーニュ・グラン・クリュ ペア 2440/16
その他のシリーズ
その他にもリーデルはグルメ・グラス・コンセプトに基づいたマシンメイドのヴィノム・エクストリーム、ワイン入門者向けのオーヴァーチュア、家庭で割れにくいワインタンブラーのリーデルオーなど多くの種類が用意されています。
リーデル ワイングラス ヴィノム 6416/7 ピノ・ノワール ブルゴーニュ 2個セット ワイン グラス ト『送料無料(一部地域除く)』





【名入れ無料】 RIEDEL OUVERTURE ビアグラス セット ペア リーデル オヴァチュア ビールグラス ビール 6408/11 オーバーチュア ペアグ..
名入れ リーデル オー プレゼント ワイングラス 日本酒 脚なし 大吟醸 冷酒 酒器 おしゃれ 2脚 ペア 夫婦 還暦 2414/22-2 結婚 記念 両..
現在のリーデルはこの時代になっても家族経営を維持しており、2004年には当時の最大のライバルであるシュピーゲラウを買収するなど、安定した状態です。
実は、私はあまりワインはお得意ではなく、どちらかというとウイスキー好きなのですが、ウイスキーの世界でもリーデルのコレクションは高い評価を受けています。
かなり高価なので簡単には手が出ないのですが、江戸切子やバカラのグラスと並んで、いつかは欲しい欲しいと思い続けています。